審議された議案について個人的にTOPIXとして取り上げます。
議案の詳細につきましてはコチラから
<目次>
1、各議案TOPIX
2、予算関係
3、行政報告
1、 各議案TOPIX
○議第135号~議第138号 老人集会所の無償譲渡
○議題139号~議第142号 上記無償貸付
この複数の議案は、市の持ち物である4つの老人集会所を各自治会に無償貸付をする議案です。呉市内にある老人集会所のほとんどか建設から時間が経ち、老朽化しています。呉市は公共施設の再配置計画において、公共施設を縮小させる方針をたてており、これらの建物を廃止するかどうか、各地域の意向など意見交換しながら考えています。この度は、桜が丘、仁方、冠崎、焼山第3団地になりますが、地元自治会へ無償貸付することで話がまとまった例です。仁方の例で申し上げると、駅前の好立地ではありますが、利用率がここ数年大幅減少。そこに地元の自治会がちょうど新たな場所を探していたので、そことマッチングしたカタチになります。今後、どの地域においてもこういった議論がより深まっていくとおもいます。
○議題187号 呉市川尻東プール及び呉市音戸プールの廃止
議論内容をまとめると、川尻はかわせみプールがあるけど、音戸はちょっと遠い場所へ移動になる。両プールとも年間1,000人以上の利用があるが、利用者は廃止されても大丈夫かというところ。もちろん、なくなることは不便になることなので、全員が納得するわけではないとおもいます。ただ、維持管理コストをはじめとする将来負担や、安全が担保できないのであれば、廃止の判断はやむを得ないと考えます。ただ、代替え案など地元としっかり話し合いをし、理解を頂くことが大切です。
○議第201号 呉市海事歴史科学館及び呉市入船山記念館の指定管理
指定管理期間は原則5年の公募になりますが、この度休館に合わせて1年の非公募となります。いよいよ休館が近づいてきたと感じます。休館とはいえ、維持管理、また休館対策の広報や、入船山記念館のさらなるブラッシュアップを期待したいとおもいます。
○議第203号 恵の丘指定管理議案
広島県果実農業協同組合連合会さんに管理頂きます。個人的に、自主事業が赤字となっており指定管理料で利益が相殺されていることがもったいないと感じていましたが、その事業が自然相手であること(イチゴをはじめとした収穫体験)が要因であると答弁をもらいました(電話予約は断るくらいたくさんくるとのこと)。しかしながら草が沢山生えている個所もあると同僚議員が指摘しておりましが、圃場整備が先なのか、広報戦略なのか、優先順位をつけた投資で、利益改善を期待します。
○体育振興基金へ1,500,000千円積立
ふるさと納税企業版で、企業さんからスポーツ振興のためにつかって!と15億円寄付をもらったので、体育振興への基金へ積み立てました。ありがたい。
○衆議院議員選挙 129,737千円
11月の衆議院選挙にかかったお金。国費であり呉市がお金を出すことはほぼありませんが、それにしてもやはり大きなお金がかかります。選挙戦へ立候補をしている身として、しっかりと政治活動、議員活動を引き続き行わなければいけないと思う次第です。
3,行政報告
○音戸の瀬戸公園のプロポーサル結果
新聞、ネットニュースなどにも取り上げられましたが、音戸の瀬戸公園の再整備に向け、優先交渉権者が決まりました。来年4月の基本契約締結に向け、今から話し合いがもたれます。相手方を調べると(ネットですが・・)、全国に実績がある会社さんであり、提案内容をみてもとてもワクワクするような内容であり、率直に期待をしています。しかし、議論でもありましたが、これは官民連携で行う開発になりますので、呉市も合わせて整備をします。提案内容をみると、呉市が行うべき整備箇所が多いので、内容によっては大きな金額が動く開発になることが予想されます。自分は、しっかりと環境や商圏など独自で分析し、自分たちの意思(や数字、目標など)をしっかり持ったうえで、どういうエリアにしていくか、優先交渉権者と話し合ってもらいたいと意見しました。あくまで交渉なので、呉市もしっかりと意見を述べていかなければなりません。
以上
他にも議案は沢山あります。
※総務関係5、民生関係56、文教関係8、産建関係31、補正予算10 計110件
※この度は5年に1度の更新時期である指定管理議案が多くありました。
詳細はこちらからになります(再掲)
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