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2024年3月議会予算TOPIX 1/2

3月議会が閉会しました。

■本議会では諮問案件を含む84件の議案が提出されました。


新年度予算について個人的なTOPIXを書きたいと思います。

■新年度予算について



<民生・教育関係>

○病児・病後児保育の充実 約1億7000万円

病児病後児保育施設 利用料 2000円 を無償、市民の方から開設要望がおおかった中央に2か所を予定しています。利用登録や予約はスマートフォンでおこなえるようになります。県内では減免の自治体はありますが、完全無償化は呉が初めてになります。まさか無料にまでするとはというのが正直な印象です。また、体調不良時対応型施設への補助もこの予算内になります(私立10か所、公立1か所を予定)。共働きが増加する現代において、子育てしやすいまちづくりに向けた姿勢だと評価します。


○保育士等の支援 約1億7千万

継続している奨励金、保育士雇用助成、宿舎借り上げ支援に加え、キャリアアップ研修、スポット支援員の雇用助成などが拡充されました。上記同じく、時代に沿ったまちづくりにおいて、保育士の皆さまをはじめとする、保育現場の皆さまの環境が更なる充実が必要です。


○教育のデジタル化 約5100万円

AI型デジタルドリル(キュビナ)や公務支援システム機能拡張、保護者連絡システムの導入など、教育現場においてもデジタル化が進んでいきます。ひとりの保護者として、教育現場にどういい影響が及ぶか注視していきたいとおもいます


○中学校給食の拡充 約4億円

親子方式などで小学校給食施設の改修が必要になってきます。あたたかい中学校給食がいよいよ呉市内ではじまっていきます

R6.4~ 仁方中、郷原中、阿賀中、和庄中、東畑中、両城中、吉浦中

R7.4~ 白岳中、広中央中、横路中、片山中、呉中央中、昭和中、昭和北中


○部活動の地域移行推進事業 約32万円

来年度も引き続きハンドボール協会さんと一緒に、合同部活動を行う予定です。和6年2月に、小学校及び義務教育学校6年生,中学校1・2年生及び義務教育学校7・8年生とその保護者、そして、中学校教員を対象とし,今後の呉市立学校における部活動の在り方についての参考資料とするため、学校部活動に関するアンケート調査を実施したそうです。これをもとに、今後の仕組みを来年度考え動いていくそうです。過程外授業でしか学べないことも多い。それを選択できない不自由さは解消しなければならない。民間や地域の力を借りてでも子どもたちに選択する自由をあげたい。これは先生においても同じで、昨今の働き方を考える中で、部活動を支援する・しないの選択肢があってもいいとおもう。運動だけでなく文科系の部活も同じです。

 

○スポーツ施設の産業団地化、並びに施設の再整備 約3億2000万円

郷原の総合スポーツセンターのディスコへの売却に伴う施設移転の整備予算です。来年度は調査も終え、設計業務にはいる年です。また、今後の安全性を考え(スポーツ利用者以外の車や工事車両が出入りする)郷原のスポーツセンター入口の進入路を拡幅します。どの施設も今まで以上に有意義なものになること、また、現時点で明確に場所が決まっていないソフトボールの代替地を早急に確保すること。


○鶴岡一人記念球場の改修 約2億6500万円

スコアボードの改修、放送設備や内野席の改修に要する費用です。これはカープ2軍誘致の下準備といったところです。議員1年生の時はじめての本会議で提案したものがようやく。。。当時は「なんで2軍なんだ」というお叱りもありました。自分ももちろん1軍の試合が見たいです!しかし、当時から今後1軍の試合がマツダスタジアムのみの開催になる予想が立っていたこと、また、何より2軍の試合は買い取りであり、自分たちのまちにあった独自イベントの開催が可能であることが、何よりもいいと思ったからです。後者においては、例えば日曜日の日中に試合を開催し、その前後でサイン会や、子ども野球教室などを行い、選手を身近に感じてもらうことで地元の子どもたちに大きな夢を与えることができる。また、周りに出店などがあれば、1日中、呉市で滞在しながら野球を中心に楽しむことができる。こういう活用や考え方が今後大事だと思っていたからです。実際に一度ウエスタンリーグを開催したときに上記イベントを盛り込みました。広島カープ対福岡ソフトバンクホークスでしたが、当時現役だったムネリンこと川崎選手もいました。カープでは移籍されましたが、西川選手、ケガで調整中だったバティスタ選手や梵選手もいました。そういうスター選手を間近に見ることができ、また触れ合うことができるなんて素敵な機会ではないでしょうか。


○アーバンスポーツの整備 ※来年度補正予算に出る予定

予算化はまだですが、今議会中に呉ポートピアパーク内に整備する方向性が出されました。除去する施設、そのまま活用する施設などの具体化はこれからですが、アーバンスポーツ施設については早い段階で整備する予定だそうで、来年度中に設計の補正予算が組まれる予定です。施設整備に多くの声を頂きましたが、実現が近づいてきました。実際にどういった施設がいいか、民間で精通している方、また利用者の声をしっかりと反映させ、市内外の方に楽しんでもらえる場所になればとおもいます。呉ポートピアパークの構想は下記資料に詳細がありますので、ご確認ください。



次回つづく

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