〇この度上程された議案の内容と審査結果まとめ↓
この中で個人的なTOPIXを記載します。長文のためお手すきの際見て頂けたら幸いです。
●議第60号 呉市過疎地域持続的発展計画の変更について
これは安浦地区が過疎地域に指定されたことに伴い、地域振興事業などを追加を行うものです。安浦が過疎地域!?と思われるかもしれませんが、これは市町村単位(合併前含む)で分けることができ、中長期の人口要件や財政指数にともない指定されるもので、呉市において旧下蒲刈町,旧蒲刈町,旧豊浜町,旧豊町,旧倉橋町,旧音戸町,旧川尻町が指定されています。過疎債という有利な起債ができるため、事業追加もできる。財政的には過疎地域として国に認定された方が、より資本が投資できるのでありがたい
●議第62号 呉市情報コミュニケーション条例の制定について
全ての市民が,障害の有無にかかわらず,互いの意思や感情を伝え合うことが できるよう、障害の特性に応じた情報の取得及びコミュニケーション手段の利用 を促進するための環境整備を進めるための条例です。理念条例ができました。これはゴールでなくスタート。理解促進に努めて頂きたい。
●議第63号 呉市手話言語条例の制定について
手話が言語であることの認識、ろう者に対する理解及び手話の普及を促進し、全ての市民 が聴覚の有無により分け隔てられることなく、誰もが社会に参加し、互いに支え 合うことができる共生社会を実現するため、条例を制定するものです。第70回ろうあ者大会in広島が先日開催されました。上記と同じく理念条例でおわることなく、具体的にこれから何をどうやって行くかが大切です。しっかりと市民や事業者を巻き込み、政策展開していただきたい。期待を込めて応援質疑を行いました。
●議第64号 呉市立天応小学校及び呉市立天応中学校の廃止並びに呉市立天応学園の設置
その名前の通り、小中学校を一緒にして天応学園という義務教育学校を設置する条例。結構これ特殊なんです。小中一貫校と少し違うのは、校長先生がひとりで組織もひとつなんです。つまり、小学1年生から9年間を通して教育を行っていくという、僕ら世代ではイメージつかない?かもしれません。小1と中学3年生が同じ敷地にいるってことですね。詳しい内容は是非ググっていただけたらと思いますが、天応地区で決めたことであり、個人的には賛成。小学6年生の卒業式がなくなる?といった声も聞きますが、教育の中身が充実するとおもいます。世代を超えた学びの場、拠点として活性して頂きたい。
●議第65号 呉市道路・公園照明施設LED化ESCO事業
呉市内には7,728灯の照明施設が設置されていますが、令和4年度中に対象となる全ての照明施設のLED化工事を行います。 燃費や環境を考え、賛成ではあるが、本当に保守メンテ費含めてこの金額で間に合うのか、、追加費用などでないことを祈る。
●議第67号 一般会計補正予算 (複数項目あるため分けて書きます)
・グリーンピアせとうち 約5,800万円
臨時交付金あててます。当施設のみ指定管理料を払うことなく独自運営してもらっている。そのため赤字率が他の公共施設と高いため、この度事業支援。この拠点を今後どうしていくかの議論が展開されていました。
・RORO船誘致のための港湾計画変更 3,000万円
これは阿賀マリノポリスに貨物を積んだトラックやシャーシごと輸送できる船舶を誘致するため、岸壁を掘ったり荷捌き場を増やしたりするための港湾計画変更です。陸だけでなく海の物流も選択肢として広がり多くの企業に呉に来てほしいですね。
・低所得の子ども世帯へ給付金 約2億
国の委託事業のため市はそのまま計上するのみ。所得制限なしとかで国で統一してほしい。個人的には現金支給でなく、現物支給。医療費など実際に子どもにとって大切な補償を分け隔てなくすること。
最後までお付き合いいただきありがとうございますm(__)m
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