6/1のみですが、学生ボランティアによる各市民センターでのワクチン接種予約(集団接種:クレイトンベイ分)が行われました。(※1)
郵送された接種券と、本人確認できるものをお持ちいただくだけで、市民センターに準備されたタブレットで代理予約してもらえるこの仕組み。
写真の場所は仁方市民センターですが、こられた市民の方の多くが「予約がとれて安心した感謝です。」「丁寧で早い対応に感激した。」と喜んでいらっしゃいました。中には目頭をあつくし、感謝を述べられている方も。一方で、広報期間と実施期間が短いために「予約代行があったの知らなかった」「新聞折込がわかりにくい」といった声もありました。
仁方市民センターのボランティア担当だった呉高専の司山さん。ボランティアと聞いて何か役に立てたらと思って応募したとお話をして下さいました。西日本豪雨災害の際も積極的にボランティアをされていたそうです。初めての対応とは思えない程、丁寧に住民の方へ説明をされ、また、イレギュラーなことも臨機応変に対応されていました。本当に感謝です。(※2)
ワクチン接種方法について色々なご意見があります。例えば日程を予め自治体で指定し接種券を配り、対応が難しい場合住民の方から変更連絡を頂く方がいいのでは?また、今回のような支所での予約代行を長期にするのがいいのでは?年齢層を細かく分けて順序よく丁寧にしたほうが混乱なかった?などなど。
どれも一長一短はあるかとおもいます。この度、現場を見て思う事は、どの手法であれ私たち若者がご高齢の方に対して、今まで以上にサポートする事が大切だということ。
呉市は電話とWebをメインに予約受付をしています。人口規模からして電話での予約に限界があると想像できますし、自宅でのweb予約が効果的です。しかし、その予約方法はご高齢の方にとってはハードルが高い事。ここにスマホ世代である私たちの強みを生かし、予約補助や、スピーディーな情報伝達、解決策の提案などの助けがとても役に立つと思います。
呉市の老若男女がお互いに助け合い、支え合う。私たちは西日本豪雨災害でこの大切さを改めて学びました。今もその時ではないでしょうか。市内のみんなで協力し合って、スムーズなワクチン接種を目指しましょう。
日本全国でワクチンを接種するという、初めてのことで自治体も戸惑っている所も往々にしてあります。現場を見て、実際の声を聞いてよりよい仕組み作りを提言するとともに、今、自分自身でもできることを行っていきたいとおもいます。
※1 各市民センターは6/1のみ。6/1~4まで市役所3Fにて予約受付(現時点での予定)
※2 業務の空いた時間を利用して、お話をお伺いしたり写真を撮影させて頂きました。
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